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2017年11月
2017年11月24日(金)
奄美市の魅力ある学校づくり事業「情報処理スキルアップセミナー」~動画編集技術を学ぶ~
先月(10月20日)の画像編集の出前授業に引き続き,今回も,KCS鹿児島情報専門学校の福留逸郎先生にお越しいただき,動画編集の技術を学ぶセミナーを開催しました。
今回のセミナーでは,Microsoft社のMovieMakerという動画編集のソフトを用いて,簡単な動画を作成しながら動画の編集技術を習得しました。
午前中は,ソフトの使い方や音楽の挿入,アニメーション効果など基本的な操作方法を学びました。
午後からは,生徒それぞれがビデオカメラを用い校内で素材収集の動画撮影を行って,その動画をもとに午前中に学習した技術をフル活用して1分程度のショートムービーを作成しました。短い時間の中で自分の思い伝える難しさを実感している様子でした。
今回の専門学校と連携したセミナーを通して,日頃学ぶことのできない,撮影や動画編集の基本技術を習得することができました。また,自分で動画を撮影して作品を作るもとも経験することができました。今回の学びを将来,様々な場面で活用していってほしいと思います。MovieMakerを使って動画編集中
校内の中で動画素材を撮影中
講師の福留先生(KCS)
動画編集について前回の画像編集に引き続き,詳しく,丁寧に教えていただきました。
2017年11月24日(金)
カヌー部が技術向上に励む~大正大学との合同練習~
寒い北風が吹き抜ける前田川でカヌー部が奄美大島で合宿中の大正大学カヌー部のコーチ,選手の方々に技術指導をして頂きました。
昨年に引き続き,合同練習をして頂きパドリング技術やフォームや筋力トレーニングの大切さも教えて頂きました。冬の奄美は悪天候が続き,カヌーに乗れないことが多いと思います。今回,学んだことを様々な場面で活かして,来年5月の県高校総体で良い成績を残せるよう日々の練習に励んでほしいと思います。
寒空の下,懸命に漕いでいます。
大正大学のコーチからパドリング技術の指導を受ける様子
2017年11月22日(水)
情報処理科2年生が実用英語検定準2級に合格!
情報処理科2年の上原玲奈さんが実用英語技能検定の準2級に見事合格した。
情報処理科のカリキュラムでは,英語の授業数は普通科の生徒に比べ少なく苦労していた。また,専門的なテスト(ライティング・スピーキング)もあるため英語科教員・ALTにも指導を仰ぎ,繰り返し練習を積み重ねた。上原さん自身も自宅や放課後の学習,部活動や商業科の検定の補習と並行しながら勉強を継続し合格を掴みとった。
合格した上原さんは,「チャレンジ1回目で合格できるとは思っていなかったのでびっくりした。大学進学後も英語は大切なので、これからも勉強を続けていきたい。」と話した。
今回の上原さんの合格については,英語の授業数の少ない情報処理科での合格は珍しく,普通科・情報処理科併設の北高ならではの快挙です。資格取得への挑戦を科で限定せず,情報処理科でも英語の勉強に興味のある生徒は実用英語検定にチャレンジできます。彼女に続く実用英検合格者が出るよう,情報処理科と英語科が引き続き連携・協力して指導をしていきます。見事合格した上原さん
2017年11月22日(水)
郷土学習講演会~みんなの宝物 奄美の自然 いまとこれから わたしたちにできること~
環境省奄美自然保護官事務所より自然保護官の岩本千鶴さんにお越し頂き,奄美の自然や生物について教えていただきました。
世界自然遺産の登録に向け,着々と準備が進められているところですが,観光客の増加で大切な自然が損なわれてしまうことは絶対に避けなければなりません。登録されるだけでは奄美の自然は守れず,登録された後の取組を行政や住民と一緒にやっていくことが大切だと教えていただきました。
また,今回の奄美群島の世界自然遺産登録は,自然景観と,環境文化型の側面も含まれており,日本で初めての登録となります。大切な自然と文化を後世に引き継いていくため,世界自然遺産に登録されることを誇りに思い,「奄美の自然=みんなの宝」を守り続けていきましょう。
奄美の自然について詳しく教えていただきました。
アマミノクロウサギとアマミヤマシギの剥製を前に興味津々な生徒
2017年11月17日(金)
防災避難訓練を行いました。「自助」・「共助」・「公助」の心構えが大切。
地震における津波襲来の有事を想定した防災避難訓練を行いました。
今回は,奄美近海での大規模な地震を想定し,迅速な避難をするため校内の避難経路の確認,有事の際に気をつけるべきことを確認しました。
本来であれば,実際に避難する学校近くの高台への避難経路を確認する予定でしたが,あいにくの天候のため体育館で防災に関するDVDを視聴し,防災の意義,身の安全を確保する能力と態度を学びました。
避難訓練に際して,奄美消防笠利分署の方に来校して頂き,避難をするときの原則「お(おさない)・は(はしらない)・し(しゃべらない)」の確認,さらに講話のなかでは,自分の命は自分で守る「自助」,家族や地域の人を助ける「共助」,公共機関の消防・自衛隊の「公助」の3つを学びました。また,「公助」の救助活動では限界があり,日本の消防・自衛隊の力を総動員しても20%の人しか救助することができないことを教えて頂き,改めて「自助」,「公助」の大切を実感しました。
自然災害などの防災に関して,全国各地で被害をテレビ等で実情を目にすることがありますが,どうしても当事者意識を持てず,漠然と過ごしていることが多いと思います。有事の際に,自分の命を守り,大切な家族や友人を守るために何をすべきか,どのように行動すればよいか,家族や友人とも話し合いの場を作ってみてはどうでしょうか。常日頃から防災・減災の意識を高めていきましょう。全体の避難訓練の後には,職員を対象に車いすなどの支援を必要とする生徒の避難について確認する研修も消防署員の方の協力のもと行いました。
防災の心構えについて講話をして頂きました。
【職員研修】
支援を必要とする生徒の避難について
2017年11月17日(金)
在沖米国領事館員の方が来校して頂き,米国留学説明会を開催しました。
米国領事館による米国留学説明会が,留学に興味のある1年生9人,2年生12人,3年生5人の計26人が参加し開催されました。講師は,沖米国領事館バーナード・ワダンさんです。
ワダンさんは,米国の観光地や各地方の特色をクイズ形式で解説。自分の留学経験も披露しながら,「海外で学ぶことが人生を大きく変えるチャンス。簡単ではないが,見知らぬ地での苦労が自分を成長させてくれる」と話されました。領事館では,日本人への学生ビザ発行の面接業務を行っており,生徒を対象に模擬面接を披露して頂きました。
文系大学志望の久保田桂悟君(17)は「心理学や法学を大学で学ぼうと思っていたが,米国留学にも興味が増した。将来外国人と一緒に仕事がしたい」,模擬面接を受けた佐藤望蒼さん(16)は「学生ビザの取得面接や奨学金の情報が聞けて留学に興味がわいた」と話ました。バーナード・ワダンさんによる講演の様子
ビザ取得の模擬講座の様子
真剣に講話を聞いています。
2017年11月10日(金)
第35回笠利一周遠行
秋深まる季節となり,冬の訪れを感じ始める時期ではありますが,気温25度と夏日を記録,季節外れのセミの鳴き声を耳にしながら全距離19kmの笠利路を全校生徒が完走完歩しました。
生徒はそれぞれに目標を決め,全行程19kmを走破する生徒や自然豊かな道のりを級友との話に花を咲かせながら歩く姿が見受けられました。走破した生徒は,笠利特有の起伏の富んだ19kmの道のりを1時間20分ほどで走り抜けました。天候にも恵まれ,体力の向上や仲間とのふれあいをより深めることのできる遠行となりました。全員が制限時間内にゴールに到達しました。最強女子3人トリオ!
仲良く楽しく笠利路を満喫
あと半分。みんなで楽しく少し休憩
ゴミを拾いながら完歩