公開日 2017年09月20日(Wed)
LINE株式会社から山本香織さんに来校して頂き,情報モラル講演会を行いました。
講演では,LINEなどをはじめとするSNSの適切な利用について,様々な側面からお話をしていただきました。特に人と人とのコミュニケーションでは,言葉(テキスト)だけでは本当に伝えたい気持ちは伝わらず,誤解を生んでしまいます。人間は目と耳から得る情報から気持ちを伝える割合が高いため,SNSなどに傾倒しすぎないようにと生徒に話していました。
また,SNSの使い方では,写真の投稿には様々な危険性が隠れており,投稿者の位置の特定や写真から指紋を抜き取るなど,様々な事例があることを実際にあった事件の内容を交えて教えていただきました。
講演の中で,LINEというアプリは,東日本大震災で困っている人のコミュニケーションツールとして生まれたアプリであるということ教わりました。しかし,現状として誤った使い方などをしてしまい,いじめに繋がるケースも出てきています。コミュニケーションをする上では,「相手のことを思いやり,相手の立場」になることが大切です。その瞬間の感情だけで行動するのではなく,一度飲み込んでしっかりと冷静になってから言葉を発していきましょう。ネット上に挙げた情報が誤っていた内容で,消去したいと思っても完全に消去することはできません。10年,20年,50年残ることもあります。しっかりとモラルある行動をしていきましょう。
【コミュニケーションを実際のキャッチボール通して考える一幕】