アマンday成果発表会 

公開日 2024年07月30日(Tue)

7/8(月)の午後から,奄美市笠利町にある太陽が丘体育館近くの農村改善センターにて,総合的な探究の時間(アマンday)の成果発表会が開催されました。

3年生47名がそれぞれ農業・食(3グループ),伝統・文化(2グループ),自然・環境(3グループ)に分かれ,それぞれ2年次からの探究結果を発表しました。

それでは,グループ別に紹介していきましょう!

農業・食1 「たんかん ~たんかんの再利用について~」

IMG_1684

IMG_1683

収穫されるタンカンは全体で約3割。残り7割を何か利用することはできないか,芳香剤や石鹸,オレンジピールなど,グループでの案を練りその結果を発表していました。

                                                                                                     

農業・食2 「キャッサバ from Amami ~奄美産キャッサバを広めようじ~」

IMG_1658

IMG_1652

タピオカの原料として知られるキャッサバ,実はキャッサバの生態やタピオカ以外の食用法もあることが分かりました。

                                                                                                     

農業・食3 「みんなで佐仁ニンジン広めようでぃー!! ~北高シードバンク化計画~」

IMG_0153

IMG_1642

佐仁集落で主に育てられる佐仁ニンジン,高齢化等で継承が厳しくなった今,魅力を伝えるために種を配ったり,レストランでの利用を考えていました。

                                                                                                     

伝統・文化1 「わーなんかで島唄守ろうでぃ! ~高齢化が進む集落の島唄を保存するために~」

IMG_0195

IMG_0197

昨年度,高校生よかアイディアコンテストで優秀賞を獲得したグループです。まずグループ代表生徒が島唄を披露した後,島唄の実態と継承するために自分たちができることを発表していました。

                                                                                                     

伝統・文化2 「奄美における日本復帰運動と生活の変化」

IMG_1568

IMG_1573

奄美復帰運動の発端となったのは私たちが住む笠利地区であることを話し,先人たちの実体験を踏まえた当時の様子を熱く伝えていました。

                                                                                                     

自然・環境1 「手花部の自然を守り隊」

IMG_0143

IMG_1599

以前ブログにも取り上げた手花部集落。その中に住む天然記念物であるシオマネキ(カニ)の形態とその分布場所を主に発表していました。

                                                                                                     

自然・環境2 「サンゴを守るために私たちにできること Vol.Ⅱ」

IMG_0186

IMG_0184

昨年度からの引き継ぎで,サンゴの白化,人による踏みつけを防ぐためにできることは何かを挙げ,それぞれについて発表していました。

                                                                                                     

自然・環境3 「海洋のごみを減らすためには」

IMG_1532

IMG_1549

海洋ゴミの主なものは国外の漂着ゴミ。また,ゴミを減らすためにゴミ削減ポスターやゴミ箱設置など実施することができた内容を発表していました。

                                                                                                     

IMG_0234

IMG_0248

1・2年生は3年生の発表を聞き,気になったことなどを積極的に質問していました。1年後・2年後は自分たちが発表する番になることを自覚しながら,参考になる点等は積極的にメモしていました。

                                                                                                     

今年度は,昨年度と比較して数多くの保護者・関係者の方々にご来場頂きました。ご来場,誠にありがとうございました。

今回の探究結果をまとめた「令和6年度版 つむぐ」は3学期(1月~3月 日時不明)に発行されます。

発行された際には,是非お読みください!